今日、珍しく早く帰宅した主人が「ロングステイに関する説明会があるから、一緒に来てくれ」と誘ってきました。

企画している会社が開催するらしく、説明会にいけば詳細が分かるとのこと。

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今まで一度も主人に反抗したことなどないわたしですが、この時ばかりははっきりと断りました。
わたしの態度がよほど意外だったのか主人はしばらく呆然とし、その後わたしの顔をまじまじと見つめながら「いったいなにが不満なんだ」と尋ねてきました。

「あなたは住み慣れた家や築き上げてきた生活を手放してでも、バリ島へ移住したいんですか?」、今まで堰き止めていた感情が、一気に溢れてきます。
「主人に向かってこんなこと・・・」と戸惑いつつもこれからの人生ががかかっているのですから、わたしだって必死です。

そしてようやく、主人が自分の思いを話してくれました。

やはり主人も、わたしと同じく今後のふたりの生活に不安を抱いていたようです。
だからこそ環境を変えて、知らない土地でお互い協力しながら生きていきたいと思ったのだとか。
わたしが不安に思っていたことを、どうやら主人は前向きに捉えていたようです。

では、なぜバリ島を移住先に選んだのでしょう。

主人曰く 「移住の条件をクリアしていったら、それがバリ島だった」そうです。
主人の条件とは、まず第一に暖かいところであること。歳を重ねるにつれ、寒さは身体的にこたえます。
そのため年間を通して暖かいところに住みたいそうです。

そして第二に、日本から直行便が飛んでいること。
直行便なら帰国する際も便利ですし、娘や友人、親戚も訪ねやすいでしょう。

最後に物価の安い国であること。
ちなみにアジア圏の中でも物価の安いバリ島は、ふたりで1カ月10万円ほどあれば悠々自適な生活が送れるとか。
生活コストはフィリピン・タイ・マレーシアの半分以下だそうです。

まだ積極的にはなれないもののそれでも主人の思いを知ることができ、とりあえず説明会には参加してみようと思いました。