主人がバリ島を移住先に選んだ理由として挙げていたのが、物価の安さ。

実際日本の1/3ほどで、ふたりで1カ月10万円で生活していけるそうですから確かに魅力的です。

主人が60歳で定年を迎えても、年金が支給されるのは65歳から。
退職金や企業年金があるにしても、「ゆとりある老後」を送るためには散財はできるだけ抑えたいのが本音です。
もしこのまま日本にいたら、年金が支給されるまでの5年間が家計の負担になり財産を切り崩す原因になるかもしれません。
もちろん定年を迎えてからも働くことは可能でしょうが、今まで家族のために頑張って働いてくれた分主人にはのんびり過ごしてほしいと思っています。
今後のマネープランを考えるうえで、バリ島へ移住することは主人の言う通り良いアイデアかもしれません。

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ちなみに年金をバリ島で受け取れば、所得税はかからないとか。
しかも年金は社会保険庁が海外送金してくれるうえ、送金手数料も負担してくれるそうです。

では、実際にバリ島で生活すると何にいくらかかるのでしょう。

気になったのでインターネットで調べてみました。
例えば居住費。これは住むところによって異なるようですが、アパートなら月1万円~、一戸建てなら年間20万円~、ヴィラなら年間100万円~。

そして食費は約3万~4万円。これくらいの金額があれば、和食や中華など多少贅沢な食事も楽しめるようです。ちなみにもし毎食をインドネシア料理で過ごすなら、1カ月1万円ほどで抑えることも可能とか。
現地にはワルンという大衆食堂がたくさんあって、そこでは100円ほどでごはんが食べられるそうです。

水道光熱費は月約3000円~(ただしクーラーを使用すればもう少しかかるよう)、通信費月約3000円~(インターネット代は含まず)。
日本に比べればどれもかなり安いですね。

さらに現地の銀行に預金すれば、例えば元金が2000万円なら年間約140万円の利息がつきます。
年金は貯金に回し利息だけで生活できるなんて、なんだか夢のようですね。