ついにバリ島行きの航空券を手配。いよいよ移住が具体的に

ついに主人がバリ島行きの航空券を手配しました。

出発は主人の最終出社日から約1カ月後です。
今まで移住の話はしながらも具体的なことはしてこなかったのでいまいち実感は湧かなかったのですが、こうして実際に航空券を手配した今、「本当に旅立つんだな」としみじみしています。

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現地での滞在先を含め計画はすべて主人が立てているため、わたしはもっぱら自分の知識を増やすためにインターネットで情報を収集している毎日。
主人に負担をかけている分、せめて現地へ行ってもなるべく迷惑をかけないように、バリ島に住むための心得などを自分なりに調べています。

それにしても、まさかわたしたちが海外に、それも世界的に人気のリゾート地「バリ島」に移住することになるとは、いったい誰が想像できたでしょう。
主人と結婚して40年弱、10年ほど前から老後について考えるようにはなりましたが、一度も海外を旅したことがないわたしには、そもそも「外国に住む」などという発想はありませんでした。

何より主人が海外移住を考えていることなど、夢にも思わなかったのです。
それなのに、わたしたちには今後、未知の生活が待っています。
それはわたしの人生の中で、生まれて初めての大きな冒険といっても過言ではありません。

若くして主人と結婚したわたしは、社会に出た経験もあまりなく、結婚してすぐに娘ができたこともあり人生のほとんどを専業主婦として過ごしてきました。
主人は典型的な仕事人間で、平日は夕食を共にすることなどほとんどなく、休日も接待などで家を空けることが多かったため一緒に過ごした記憶はほとんどありません。

そんなわたしたちが、今後の人生をふたりきりで送るなんて想像もつきません。
でもそう思っていたのはわたしだけではなかったことに、正直安堵しています。
主人も同じように思っていたからこそ、バリ島への移住を決意したのでしょうから。

ふたりの新しい人生を、新しい土地で迎える。
今はそんな機会を与えてくれた主人に、感謝の気持ちでいっぱいです。