タイで悠々自適な生活を送っていらっしゃる、主人の元上司佐藤さん。

向こうでの暮らしに不満はないそうですが、強いて挙げるなら「タイの医療」とか。

例えば風邪など軽い症状ならそんなに医療費もかからないそうですが、大病を患ってしまうとかなりの額に。

特にタイはお医者様によって費用が異なるそうで、病気の種類によってはさらに膨大な額になってしまうこともあるそうです。

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旅行者なら旅行保険で全額保証されるけれど、長期滞在者はそうもいきません。

海外移住者も日本の国民健康保険に加入できるそうですが、医療費は先に建て替えなければならないうえ、書類を揃えて厚生労働省の審査を受け、認められても実際に戻ってくるのは全費用の1/3程度。

そのため佐藤さん曰く「大病を患ったら日本で治療を受けた方がいい」とのことです。

 

ちなみにインドネシアの医療事情をインターネットで調べてみましたが、全体的な医療水準はまだまだ高いとは言えないよう。

ただ日本人を含め外国人が利用する市立病院は近代的な施設も整い、中には日本人医師が常駐している病院も。

 

とはいえ心臓疾患など外科的手術が必要な場合は、日本・シンガポールなどに緊急移送されることもあるそうです。

比較的施設の整った病院で受診する場合は、保険による支払い保証がないと高額な保証金を要求されることも。

やはり外国で医療を受けると、それなりの金額が必要なのですね。

 

なお、最新設備や優秀な専門医は首都・ジャカルタに集中しているそうで、バリ島などの地方では期待できないとか。

さらに近年では自由診療で医療費の基準がないことにより、ジャカルタの市立病院では医療費が高騰し続けているようです。

 

これからわたしたちも年を重ねるにつれて、健康への不安もより高まってきます。

やはり佐藤さんのおっしゃる通り、もし大病を患ってしまったら日本へ帰国した方が良いのかもしれません。

とりあえず、もしバリ島へ移住したら現地でも保険にはきちんと加入しようと思います。