バリ島ロングステイのためのセミナーへ参加した際、主人が興味深く聞いていたのが不動産投資についてです。
わたしにはさっぱり理解できませんでしたが、主人は将来的に投資をする方向で考えているようです。

ちなみにインドネシアでは、外国人が土地の所有権を持つことは認められていないとか。
そのため主人曰く、さまざまな手続きを踏むことで実質的な所有権を取得するのだそうです。

02. Swimming Pool 1

例えばインドネシア人の名義を借りて、土地を所有する方法。
この場合権利書や登記など書類上の所有者は、名義人であるインドネシア人になります。
ただし名義借りはリスクも高く、名義人を信頼できるかどうかが大切なポイントに。
以前はトラブルも多かったようなので、この方法は最善ではないかもしれません。

それからバリ島に会社を設立し、その会社に不動産を所有させる方法。
ただインドネシアの法律はよく変わるそうなので注意が必要なのと、外国人が所有できる株の比率がポイントとか。

そして自分の名前で使用権を申請し、所有する方法。
政府より借用地権を保証する公的証書(25年間有効)が発行され、所有者として登記簿に記載されます。
この権利は延長が可能で、25年後20年の延長、さらにその後も延長でき権利の相続も可能です。

最後に外国人が取るいちばん多い方法が、土地の所有者と20~30年間の賃貸契約をし使用する方法。
この場合、法的な権利が守られるよう正しく契約することが大切です。
事前に所有者・登記簿謄本の有無を確認し、弁護士・公証人・土地公証人に法的効力のある証書を作成してもらうことが重要となります。

ところで、インドネシア人の投資家が多く行っている方法というのが、土地を購入した後一定期間寝かせ売却するランドバンキングという方法。
インドネシアでは今でもインフレが続いていて、ランドバンキングはそのリスクにも有効な方法なのだそうです。

不動産投資と言っても、さまざまな方法があるのですね。
主人のことを信頼しているので心配はしていませんが、それなりのリスクは覚悟しなければいけないのかもしれません。