以前バリ島移住のためのセミナーへ主人と参加した際、隣の席に座っていた女性と連絡先を交換しました。

いつか連絡しようと思いながらもついつい日々の雑事に追われてしまっていたのですが、先日その女性から電話をいただいたのです。
そして今日の午後、実際にお会いしてきました。

わたしより20歳以上も若い鈴木さんは、何度もバリ島を訪れるうちに「旅行ではなくここで暮らしたい!」と強く思うようになったそうです。
もともと海外旅行が好きで、バリ島以外にもプーケット島やセブ島などさまざまなアジアのビーチを訪れたという鈴木さん。
その中でも特にバリ島の魅力に惹かれ、それからは毎年バリ島にばかり訪れるようになったそうです。

Healing

とは言え大学を卒業してからずっと働いてきたホテルでの仕事を辞める決心がつかず、しばらく悩み続けていたのだとか。
「でも30代も後半にさしかかって、このまま何もせずに終わるのは嫌だなって思ったんです」
と鈴木さん。
その想いに背中を押され、仕事を辞めてバリ島へ移住する決心をしたそうです。

ホテルで働いていたということもあり英語は得意だそうですが、インドネシア語はまだまだとか。
バリ島へ渡った後はしばらく語学学校へ通い、現地の言葉を学んでから就職活動をしたいのだと鈴木さんは話してくれました。

将来の目標や夢が明確にある鈴木さんと向かい合っていると、自分がいかに人に流されてしまっているか認識せずにはいられません。
わたしはただ主人に従ってバリ島移住を決めただけで、現地での目標や夢は何もありません。

でもそのことを鈴木さんに言うと、
「バリ島で充実した老後を送るっていう夢があるじゃないですか」と慰められました。
「充実した毎日を送るって、結構難しいことですよ。趣味を極めたりボランティア活動をしたりすることも、目標になるんじゃないでしょうか」。

娘とそんなに歳が変わらない鈴木さんにアドバイスをもらい、恥ずかしいやら情けないやら。
でも今日鈴木さんにお会いして、たくさんの元気をもらいました。