相変わらず、娘からは何の連絡もありません。

こちらからは何度も電話をかけ、そしてその度に留守番電話に伝言も残しているのですが、すぐに消去されてしまっている(そもそも聞かれてない?)ような気がします。

こんなことは今まで一度もなかったので、正直どうしたらいいのか分かりません。
一人暮らしをしている娘のアパートに行ってみようとも思いますが 、いざ本人を目の前にしたら何も言えなくなりそうで、怖い気持ちもあります。

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相変わらず主人は「そのうち連絡があるだろう」と楽観的に考えていて、わたしはそんな主人に腹を立てたままです。
このままではバリ島へ移住して穏やかな老後を送るどころか、家族自体がばらばらになってしまいそうです。

最大の難関だと思っていた兄と母が許してくれたことで、わたしはすっかり「これで心配することは何もない」などと思い込んでいたのかもしれません。
30年近く娘の母親として生きてきたというのに、よりにもよってその娘をないがしろにするなんて・・・。

主人は言います。
「娘はいずれ嫁いで別の家族を持ち離れていくのだから、わたしたちが気にするべきことではない」と。
もちろんそんなことは分かっているのです。
でもそんな簡単に割り切れないのが、母親の心情というものではないでしょうか?

娘のことを思うと、いてもたってもいられなくなります。
やはりここは娘を訪ねて、直接話をするべきでしょう。

もし娘が心からわたしたちの移住に反対しているのなら、はっきりと「行かない」と告げよう思います。
やはり娘の賛成なくして移住することはわたし自身考えられません。

事前に「訪ねて行く」と伝えたら会ってくれないかもしれないので、娘には何も知らせずに行こうと思います。
残業が多い会社なので何時に帰宅するかは分かりませんが、会えるまで待つつもりです。

そして主人には、母親を訪ねるとでも言っておきます。
もしわたしが「娘のところへ行く」などと言おうものなら、「親が子どもの機嫌をとる必要はない!」と怒りそうですから。