今回はローカルの住宅を紹介します。

土地320㎡、建物180㎡ 価格4200Jrp

100坪の住宅で約3500万円。

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ローカルの住宅の中では高級です。

場所はデンパサール・ティムールというところで、サヌールからバイパスを北に向かい、車で10分位のとこです。

場所がいいから、高いのです。

新しく区画したエリアで、整然としていて、土地の区画が割と大きめです。

1年半位前でこの辺りで土地が1アール680Jrpでしたので、

建物が建っていることを考えれば、まずまずの値段です。

現在9割がた完成しています。
この家を例に、ローカルの建売住宅の特徴を紹介します。

・外装 外見の見た目を石などを張り、格好をよくする。

・床壁 家の中は、だいたい床は白目のグラネット、壁は白の塗装。

・キッチン 蛇口とシンクがあるだけ。換気扇はついていない。

安い家だとシンクがないので、この家はいい方です。

ローカルの住宅にシステムキッチンが入ることは、まずない。

・トイレ  トイレとシャワーが一緒になってるのは普通。
洗面所はない。

・バス   シャワールームにバスタブはないのが普通。
ドアがプラスチックで、強く引っ張ると壊れそうです。
トイレは洋式の普通の水洗トイレ。
他の建売はトイレが和式のようなタイプで、
手で桶をとり水を流すタイプもある。
・コンセント コンセントは1部屋に口が一つだけ。
それも電気のスイッチの横についてあり、この高さはすごく不便です。
何故この位置にあるのか理解できないが、バリではよくあること。

・窓   窓はバリで多いのが開閉が下側の部分で上下に20度位開く程度です。
後ガラスがはめ込み式でついており、開けることができない。

・家具   基本的に家具はついていない。
所々壁が黒くなってるとこがあるが、これは雨漏りからカビが出て黒くなってるものです。

1軒の家の中で10数か所あります。

雨漏り自体が当たり前になってるので、隠そうともしません。
これがローカルのちょっと高級な建売です。
私たち日本人はこれってどうなのだろうと思いますが、

この家をハウスキーピングのスタッフと一緒に見ました。

このスタッフはわぁいいなぁ、ここに住みたいなぁと言ってました。
私はえっと思い、どこがいいの?とまた聞き直しました。
部屋の間取りはいいし、部屋は綺麗で大きいしと耳を疑うようなことを言ってました。
インドネシア人は雨漏りや、雨漏りで出来たカビのことは全然気にしないのです。