うまい話には注意が必要!詐欺事件には気をつけて
ネットでバリ島のことを検索していたら、ちょっと怖いニュースをみつけました。
ある年配の方がバリ島で現地の人に声をかけられ、その場でくじ引きをしたのだそうです。

そして見事当選し、高級ホテルの滞在権を獲得したのだとか。実際にホテルの部屋を見せられ、「このホテルの一室を5年間、自由にお使いいただけます」と言われたそうです。

ところがその後「ただしサービス料として、25万円のみお支払いください」と言われたため、不審に思いその申し出は辞退されたそうです。
後になって判明したところによると、どうやら中国人グループによる詐欺事件だったよう。

criminal-law-policy

倒産したホテルやヴィラを3~4ヶ月借りてその間にたくさんの詐欺を働き、その後消息を絶ってしまうのだとか。

ちなみに街頭でアンケートを取っている現地の人は、ホテルへ人を連れて行くたびにお金がもらえるシステムになっているようです。

彼らのほとんどはその内幕を知らず、自分が詐欺に加担しているとは思っていないとか。

そのため罪悪感もなく、外国人をホテルへ送り続けます。
うまい話は冷静に考えれば「怪しい」と思えるけれど、バリ島のような開放的な場所だとどうしても気が緩んでしまうし、ついつい人を容易に信用してしまうのかもしれません。

わたし自身、主人にいつも「お前は人を信用しすぎる」と怒られているので、もしわたしが当事者だったら、彼らの話を信じてしまったかもしれません。
むやみに人を疑うことには反対ですが、かといってまったく疑わないのも考えもの。

日本だからとか外国だからとか関係なく、この手の話には当たり前ですが注意が必要ですね。
もし不運にもこうした詐欺に騙されてしまったら、レシートやパンフレットとともに現地で被害届を出すこと。

残念ながら騙された外国人は泣き寝入りしてしまうことが多く、被害届が出されるケースは非常に少ないのだそうです。

だからこそ、こうした悪質な詐欺事件はなくならないのですね。

これ以上被害を拡大させないためにも、観光警察に届けることは非常に重要です。